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もうすぐ朝・・・

久しぶりに泣いた

みんな私の前から去っていく

あの時、こうしていれば・・・

あの時、こうだったら、何かが変わっていたのだろう

過去の亡霊が私を苦しめる。

団体様の亡霊たちは、ときどき私の前にやってきては

静かにパフォーマンスを繰り広げる。

観るのは私一人

演じるのも私一人。

私一人が一生懸命新しい演技をしても、描き割のセットは

亡霊たちはいつも同じ反応を見せる



もう、寂しい想いではいらない。

涙はあちらには持って行きたくない

重くて重くて、持ち運びたくない。

カルイ笑顔を

アカルイ笑顔を・・・

持って、向こうに、戻りたい



(なんとなくいいワケ)

知らないうちに寝ていました。

電気は全部ついたままでしたよ(笑)

起きてしばらくボーッとしていると、涙が出てきました。数分間、ボロボロ声も出さずに泣きました。きっと寝る前にした電話が原因なんだろうけど、内容と気持ちは別物です。

まだ、全然眠いので、Blogをアップしたら、すぐに寝ます、おやすみなさい
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あめふり

雨の中で拾ったこの子は、寒いのか小刻みに震えていました。
ひどい土砂降りでした、前も後ろもよく見えなくなるくらい、たくさん降っていました。
この子は、当然、グショグショに濡れ、震えて、弱っていたのです。
私には、その子を抱き、腕の中で温めてあげるのが精一杯でした。

ワタシはひどく困っていました。
泣いているのを見ていることしか出来なかったのです。
裏切られた悲しみ、何も出来なかった悔しさ、いなくなってしまった・・・喪失感。
いろんな感情に支配され、身動きが取れなくなっていく心。
声にもならず、涙だけが流れる、濁流のように、いろんなものを押し流しながら・・・

不意にこの子が顔を上げました。
身体はまだ震えていましたが、眼には光がありました。
暗闇の中をまっすぐに見据えようとする眼。
大事なことはなんなのか、見出そうとする眼。

目標を見失った抜け殻、ワタシの眼にはそう映りました。
抜け殻の中には、水しか・・・少し塩辛い水しか入っていないようでした。
水は一点から、どんどんあふれ、ワタシの身体をも濡らしました。
おかげでワタシは寒くて仕方なかったのです。
この奔流を止めないと、流されてしまうのでは、という怖れがワタシを支配していきました。

この子はとうとう、私の腕の中をすり抜け、一歩ずつ歩き始めました。
足取りはしっかりと、とはとても言えないものでしたが、それでもふらふらしながら、少しずつ私の腕から離れて行きました。
雨は少し小止みになってきましたが、まだ雨雲は抜けきらないようです。
しばらく降り続くのかもしれません。
それとも、突然晴れ間が来るのかもしれません。

置いていくには、とても不安を感じました。
できれば、一緒に歩きたかったのです、いつも一緒に・・・
でも、ワタシは歩くことを決めました。
今は、一緒に行けないけれど、いつか、一緒に歩けるように、いつか迎えに



なんと言いますか、ポエムというか、私小説というか、ワタシのある時の気持ちです。
こういう時があったんです。

雨Mira
ちなみにうちの愛車、ミラくんです、フルマニュアルのニクイやつです(^。^;)

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