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秋の壺祭り

今年の秋の壺祭り、二日目は大変な雨、強い風、おかげでこんな有様だったんです

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ちょっと、出遅れて2時過ぎに行ったんですけど、もう店じまいしているところが半数以上で、お客さんもまばら。
そりゃ、そうですよね、こんなに水がたまっちゃって、まるでどうしようもないですもんね。
歩くだけで、びちゃびちゃ。
ワタシは、どうせそんなことだろうと思って、足下はトレッキングシューズだったので、なんも問題はなかったんですが、ヒールで来ちゃった日には、そのままUターンして帰りたくなるような状況でした。
さぞかしダメだったんだろうな、と思ったら、この写真の通り。

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悪いですけど、か~~な~~り残ってます(^_^;

お皿に水がたまっちゃって、「わや」です。
かわいそうに思ったワタシ・・・というわけではなくて、おもしろい皿があったので、買いました。
米粒の形をした、お皿。
米のお皿
おもしろいでしょ?
けっこう固くて、使いやすいです。

でもね~こんなですから、いたのはほんの30分ほど、いつもは天気のいい日が多いのに残念です。

で、このあと山口市に移動。
山口アーツ&クラフツってイベントに行ってきました。
こっちはもう少し幅広く、陶器だけじゃなくて、いろんなクラフト製品を扱っているお店がたくさん。
しかも、防府よりも天気が悪くなかったみたいで、水もそんなにはたまってなくて、盛況でした。
16時で終わりだったのに、15時を過ぎてもたくさんのヒト。
防府の方とは格段の違いでした。
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天気がだいぶ違っていたのが、この違いなのかも
だいぶ、こちらの方がモダンな感じもあるし・・・何より展示が洗練されてます。
壺祭りは洗練、という感じではないけど、素朴な味があっていいんですけど、天気がこうだとねぇ・・・

それに、こういうかわいいものも
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こっちの方が子どもには受けるだろうし、若いカップルにも受けるでしょうね。
ワタシもこんなの好きですよ。残念ながら買う余裕はなかったけれど・・・σ(^◇^;)

また、日曜に何かイベントがあるようなので、ちょっと覗いてきますね。


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果たしてこれはなんでしょう?

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まねきねこ?

湯の町商店街って書いてあるけど、温泉に猫、なんか違う気がしません?
これ、御影石なんでしょうか?
ひょっとすると、コンクリ?
まあ、素材はなんでもいいけど、なんか、かわいいでしょ?

これ、湯の町商店街、というか、山口の湯田温泉街にはいっぱいあります。
・・・って、湯田って変換しようとしたら、Judahって出てきた、イスカリオテじゃないってば(^_^;

Judahと言えば裏切りの・・・って感じですけど、実際そんなことはなかったらしいですね。
裏切りといえば、人を化かす、ことにもつながります・・・って強引だな、この辺の展開( ̄。 ̄;)

人を化かす生き物って言えば、タヌキと狐の双璧、だって思われてるらしいですが、本来はこれにイタチとムジナが加わって四天王、ってところらしいです。
あ・・・話が逸れていく(^。^;)

湯田温泉には「白狐が見つけた温泉」ってキャッチフレーズがあって、どうもそういう説話が残っているみたいです。
この像、体型的にはどう見ても、タヌキですけど、キツネだったらしいですね。
そういえば、目が細い、耳がとんがってる。

って、ホンモノのキツネの目、こんなに細くないですよ。
絵では細く、線みたいに描かれることが多いけど。
イヌ科の動物、ときどき目を細めたりしますけど、そのデフォルメなのかな?
タヌキだってイヌ科だから、目を細めるはずだけど、細い目のタヌキって見たことないな・・・

ちなみに耳だってもっと大きい。
キツネは、臆病だから、耳がアンテナ代わりで、よく聞こえるようになってるらしいです。

山口県、全体的に田舎なので、タヌキはたくさんいます。
かわいそうに、車で轢いちゃったことがあるくらい。
でも、キツネは見たことがないなぁ。

北海道でキツネはよく見たし、足跡でわかるんですよ。
特に雪の上の足跡は。

キツネって、一直線に歩くんですよ。
ちょうどモデルさんが歩くみたいに。
だから、キツネの歩いてる姿はある意味優雅なんですよね。
細っこいし。

でもね、でもね、もし北海道に行ったら、キツネに餌をあげたりしないでね。
野生動物だから。
それに、危険だから。

エキノコックスって、怖いんだよ。

秋の空

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秋の空って多彩ですね。
すごく躍動感があります。
雲のパーティみたい。
わさっと寄ってきて、ぱぁーっと散っていく。
ちょっと目を離したら、形が変わっていたりして、おもしろい。
夏の雲もどんどん変わるけれど、あれは成長していってる感じで、結果が想像できる雲です。
こう変わるだろうな、と思うとおりに変わる。

でも、秋の雲、ちぎれては流れ、流れてはまた一緒になったりして、流れる水のごとく変わっていく。
「よどみに浮かぶうたかたは且つ消え、且つむすびて、ひさしくとどまりたるためしなし」
方丈記の一節ですけど、まさにそんな感じがしませんか?

正面の山は、『矢筈岳』と言います。
矢筈とは矢の弦を受ける部分を言うのだけれど、これ、あんまり矢筈の形はしていないみたい。
どちらかというと、短い矢って感じになってる。

この山、矢筈の方から登っていくのだけれど、まず、がぁーんと登って、平たくなって、どかんと大きな岩を回り込んだら頂上、なんですよ。
見えてる反対側の麓には、佐波川っていう川があってその景色がすごく綺麗。
山口県の川は源流域の人口が少ないからどこも清流で、豊かな川なので、これからの季節水鳥がたくさんやってきます。

矢筈岳には中腹にお城があったんですよ。
室町~戦国にかけての主戦場は徳山・防府・山口が中心。
だから、多くの山にお城が造られたみたいです。

ワタシは歴女とかじゃないけれど(その前に、前提違ってないか?←ウルサいぞ、小人)、実際に目の当たりにすると、昔のことに思いをはせることもあるのですね。
こういう山城には、普段は名もなき一兵卒が詰めていたのだろうな、と思ったり・・・

なんか、ものすごく日常的な会話があったりして・・・

「あのさぁ、こんなとこに詰めてても、敵なんかこねぇと思わん?」
「まあ、そうだけど、こんなご時世だぜ、来るかもしれんだろう?」
「こねぇさぁ、もう帰ろうぜ、かかあが待ってんだ」
「(^_^;)\(・_・) オイオイ ○○さまのご命令に逆らうってわけにいかないだろう?」
「わかんねーって、帰ろうぜ、かったりーしさぁ」

って、こんな兵士がいたらたまんないかもね~(笑´∀`)

謎の・・・植木鉢?

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これ、なんだと思います?
ミカン畑の写真が撮りたくて、近所のミカン畑に出かけたときのものです。
畑の片隅に、二つぽつんと置かれてありました。
この写真だと縮尺がわからないので、なんか大きな植木鉢のように見えますね。
でも、けっこう、大きいものなんです。
持ったら、きっと、腰が抜けるかも・・・

直径は、80~90㎝

右のは鉄の無垢で、左のはホーロー引きだと思います。

どうやら、水をまいたりするために、設置されたものみたいです。
ワタシも最初はなんだこりゃ・・・って思っていたんですが・・・

少し歩いて、他の畑を見て、納得。
そこには、四角いポリ浴槽が、一つ、二つ、三つ、四つ・・・

そう、これもお風呂なんですね。
しかも、昔懐かしい、五右衛門風呂です。40代以上のヒトじゃないと、見たことすらないんじゃないでしょうか?
温泉に置いてあったりするのは、五右衛門風呂の浴槽でしかないですし。

五右衛門風呂はこの底に分厚い木の板を沈めて、下から火を焚いて入るんです。
温泉は焚いてないわけだから、全然違いますね。

え?下から火を焚いて縁が熱くならないのかって?
底に近い方は熱くなりますけど、上の方はあまり熱くならないんですよ。
だいたいお湯と同じくらいの温度だから、心配はいりません。
要は、中華鍋の片手の取っ手が鉄でも熱くなりにくいのと同じ原理ですね。

ワタシはこういう円形の五右衛門風呂には入ったことがないけれど、四角い五右衛門風呂なら母の実家でよく入っていました。
その時によって、板がお風呂の底より小さかったり、二つに分割されていたりで(^_^;)、子どもが入るにはとっても大変だったんですけど、それでもガスのお風呂よりずっと楽しかったのを覚えています。
でも、これ、薪で焚くので温度の調整がむっちゃ難しい。
っていうか、焚きっぱなしなので、調整は出来ないに等しい。

熱くって、だーっとうめたりするわけですけど、怒られるんですよね。
水道使うなっ! って

水道を使うと、水道代がかかるわけで、井戸メインの田舎の家としてはいやがるんですよ。
井戸って、地下水道でどこかの川とつながってるみたいで、大きな鯉が出てきたりするんですが、基本的には綺麗なので炊事に使ったりはしていました。
たぶん、ワタシのお腹の中にいるであろう、ピロリ菌はその時にもらったんだと思います。
飲んではいなかったけど、スイカとか冷やして、そのまま食べたりしていたから・・・

でも、いい思い出。

ワタシの子ども時代で、いちばん幸せだったころの話です。
何も考えず、自然でいられた・・・

スカートを穿かされたような記憶があるけれど・・・気のせい、なのかな?

太陽に吠えろ!

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少しだけ高くなっているところから、夕日を写してみました。
明日は雨だそうで、雲が少し出てきました。
鉄塔をかすめて、日が沈みます。

鉄塔は・・・あらら・・・何本もあるのわかります?

これだから、雷の時は大変なんですよ。
この鉄塔群めがけて、ゴロゴロゴロゴロ、ドッカァーン!! なんです。

明日は雷、鳴らないといいなぁ。
あれだけは、嫌いです。

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