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ミトコンドリア

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なんだか若さはミトコンドリアの数で決まるそうである。
ミトコンドリアって、細胞内生産工場って言われるアレだ。アレっていうのはよくわからないものだから言うのだけど。

とりあえずは、細胞内に取り込んだブドウ糖をエネルギーに変換するらしい。
要は燃やすってことだけれど、細胞の中で燃えたら大変である。
萌えてもいいけど、燃えたらダメだ(;^ω^)
なんだか、ATPがどうだとか習ったような気がするが、そんな昔のことは覚えているわけがない。

さて、女性が長生きなのも、女性ホルモンの影響でミトコンドリアの数が多いかららしい。

どうりでワタシが若返ったような気がするわけである。実際五歳は年下に見られるが、ここにはこういうからくりがあったということだ。なるほどなぁ。

同い年の男性を見ると、えらいおじさんやな、と思うことが多いが、なんだか反則勝ちをしたような気分である。本当はあそこにいたのかもしれないのに。
いや、いたかもしれないというより、何もなければ確実にそこにいただろうと思う。
良かったのか悪かったのかは、たぶん、来世に行かないとわからない。行ってもわからないかもしれないが。

何はともあれ、効果は絶大ということである。と言って普通の男性に女性ホルモンの使用が勧められるわけじゃないけど。同類にだってなるべく勧めないくらいだし。

痛風にも効くし、薄毛にも効くらしいが、副作用の方がキツイそうだし、精神的にもダメージは大きいらしい。まあ、らしいというのはワタシ自身は実感がないからだけれど、たぶん、運がとてもいいんだろう?

男をやめてもいいならお試しあれといったところかな? でも、わけのわからないシロモノになっても、ワタシは責任持てないが。

じゃあ、それ以外の方法はないのか? というとそんなこともないらしい。

ミトコンドリアが活動すると、エネルギー産生の過程で活性酸素が発生して、細胞やミトコンドリア自体を傷つけてしまうそうなので、活性酸素を中和する、抗酸化物質をたくさん摂るといいそうだ。

トマトのリコピンとか、ビタミンCとか・・・たぶん、サケマスのアスタキサンチンなんかもいいんだろう。

酸素は地球上の多くの生物には欠かせない元素で、生物の体内でも、火力発電所でも基本的に酸素を使ってエネルギーは創りだされる。
酸素はどんな元素とでも反応しやすい物質で、反応すると大きなエネルギーを産生する。
これを人間は「燃焼」と呼んでいるわけだね。

酸素は、普通、オーツーと呼ばれて、酸素原子が二つくっついた状態で存在しているのだけれど、たまに、一個だけとかなんて不安定な状態でも存在する、これを活性酸素と呼ぶんだって(ちなみに、三個ひっついた状態っていうのも存在して、これをオゾンと呼ぶ。オゾン層のオゾンだねぇ)。

二個だと割と安定しているから、よっぽど反応性の高い物質でなければ(純粋ナトリウムとか)、温度を上げないと燃焼は始まらないのだけれど、活性酸素の状態だと簡単にどんな物質とでもひっつく。

とっても、魅力的な悪女みたいなもので、旦那を盗られて夫婦は崩壊。
よっぽど安定した物質でなければ、活性酸素によってこの崩壊した夫婦と同じようなことが起きる。
ミトコンドリアも例外ではなくて、自分自身の活動によって活性酸素を生み出し、それによって崩壊してしまう。
そこで、いち早く酸素と反応しやすい抗酸化物質の出番になるわけである。

誰をも誘惑する悪女の前に風前の灯のご夫婦の前にさっそうと現れるイケメン・・・ってところである(笑)

ちなみに、ミトコンドリア自体のエネルギーになるタウリンなんかも、ミトコンドリア増殖には効くそうな。
タウリンって、リポDに含まれているアレ、だけど、基本軟体動物の身体にはいっぱい含まれてるから、イカとかタコとか貝とかを食べればいいってことだねぇ。
といって、アメフラシは食べなくてもいいと思うけど・・・(^_^;)アメフラシ
ナメクジは苦手・・・海ナメクジも同様

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白い・・・変・・・塵

ここのところ、車が白い。
雨も降ってないのに、どんどん白くなっていく。

あ・・・逆か、雨が降らないから流れないのか?

なんでかな? ほこりが多いわけでもないし、花粉は飛んでるだろうけど、花粉で車が白くなるなんて聞いたこともない。
黄砂?
黄砂なら、天気予報で言うはず。
洗濯物の付着がどうのとか、視界が悪くなるから運転には気をつけろとか。
何も言わない、なのに車は白くなってる。

ワタシの車だけかと思ったけれど、同じように洗っていない斜め下の住人の車も白い。
ワタシが紺で、向こうが青。
銀色とかじゃないから、洗わなければ目立つ。
そういえば、昨日スーパーで見た黒のワゴンRもやっぱり、白い筋。
やっぱり、おかしい・・・

ひょっとして・・・

これが噂の火山灰?
中国地方には盛んに噴煙を上げている火山なんてないから、風に乗って九州から飛んできたんだろう。
気になって、天気図を見たら、中国地方は高気圧と高気圧の気圧の谷、遠くオホーツク海には発達した低気圧。
つまりは、西から東に向かって上空では風が吹いてる、ってこと?
ここより西にある宮崎から、火山灰が飛んできても、おかしくはないかもしれない。
あれだけ、雨のように降っているのだから、地元では。

でも、まさか、ここまで来るとは。
実際周りの人々も、天気予報でも言っていないが、実はそうかもしれない。
自然災害とは言え、本当に大変。

霧島連山付近の宿泊施設は、軒並みキャンセルが続出しているらしい。
実際、危険が及ばないとは言い切れないけれど、一応避難勧告の外であるし、集中豪雨が発生するならともかく、そこまで土石流が及ぶ可能性は少ないと思う。
危険だから、と思って近づかない、というのもわかるのだけれど、でもなんかもったいない気もする。不謹慎だと思われるかもしれないけど。
せっかく予約して、噴火が始まってるからボツ、というのは・・・
ある意味貴重な体験だし。

わざわざ近づいていくのはもちろんどうかと思うけれど、とりあえず、今からその辺りに行こうとする人はこの状況を甘受するのも面白いんじゃないかと。

被害を受ける当事の方々にとっては不謹慎だと思われるかもしれないけれど、少なくとも人が来ることで地元は潤う。
気持ちだけ寄せられても、お金が落ちなければ、結局負のスパイラル。
直接大きな被害を受ける方々には、支援物資が今必要だとしても、間接的な被害を受ける方々には支援物資より普通の生活・・・なんじゃないのかな?
入るものが入らなくて、困るのは結局、地元の人なんだからね。

それにしても、鳥インフルエンザ、はやってるみたい。
その宮崎でも、またぁ? って思われるくらい、鳥インフルエンザ。
殺処分なんだって・・・口蹄疫よりはある意味人間に及ぼす影響は大きいけれど、ちょっと過剰反応過ぎない?
はやるってわかってるんだから、もっと対応してもいいようなもの。
野鳥にワクチンを打つことは出来ないけれど、家畜であるニワトリは対応できるんじゃないの?

ふと思った。
恐竜の絶滅の原因の一つは・・・鳥インフルエンザ・・・とか?
だって、長年の研究でわかってきたことだけれど、恐竜はは虫類じゃなくって、鳥類のご先祖なんだってね。
当然、その遺伝子配列は鳥類と似通ってるはず。
だったら、細胞にとりつくウイルスの一つが鳥インフルエンザウイルスであってもおかしくないんじゃないかって。
大きな恐竜はともかく、群れを作る小さな恐竜たちが絶滅したのは、これが原因だったのかも・・・って、思ったわけ。
オルニトミムス

あってるかどうかなんて・・・知りませんよ。
まあ、妄想です。



と言ってたら、ここ山口にも鳥インフルエンザの波。
宇部市の常磐公園のコクチョウに感染が見つかったそうな。
で、その辺一帯の、白鳥や鴨200羽余りも殺処分されることに・・・蔓延を防ぐためとは言え、むごいこと。
やっぱり、防疫は今一度見直した方が、いいんじゃないかって、思う、今日この頃です。



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受験シーズン

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受験シーズンなので今日はちょっとお堅い話(写真は防府の天神さまです)。

これを受験生の方が読んでいるかどうかはわかりませんけど。

ワタシの専門は国語です。専攻したのは上代の文学なので、万葉仮名とか漢文とか相手にしてたわけですけど、それが得意かというと、全然そんなことはなくって、教えるのにはだいぶ勉強してからやってました。
ただ、普通高校の経験が殆どないので、教えること自体少なくて、興味を持ってもらえる方向で授業はしていました。

古今集とか万葉集とかやるときは、一応試験対策として文学史の話もするんですが、教室の机をどけたり、くっつけたりして、カルタ大会とかやってましたね、百人一首で。
中身のことより、とにかく親しんでもらおうと思ったんです。

録音したものを使ってやってもいいわけですけど、ワタシは自分で練習して朗詠していました。
お風呂の中で練習したりしているとなかなかいい気分になるものです。

「あしぃ~びきのぉ~やまどりのおのぉ~しだりおのぉ~♪」ってな感じです。
一拍おいて、下の句を読み始めると、やっと取ってくれる生徒が出てくる、というような感じ。
受験校ではないので、和気あいあいと。
ああいうのは、楽しかったなぁ。

受験校ではないですが、受験したいという生徒もたくさんいます。
たいていは、専門学校なので、ワタシの教科には縁がありません。
英語とか数学とかがメインだから。
たまにお門違いの質問をしてくる生徒がいて、困ったもんです。
一応国語の先生だから、広く浅くなんでも知ってるけど、深く突っ込まれたらサッパリ、なんだってば^^;

でも、大学・短大となると、受験教科としても国語が出てきます。
ただ、普通の試験に関しては推薦入試期間に入ってから付け焼刃で国語の勉強をしても、点数にはなかなか結びつきません。
読解力というのは実は文章を読む力でななくて、「筋道立てて考える力」なんです。
筋道立てて考えて文章を構成しなおす、という力です。
しなおせない文章の矛盾点にもその時に気づきます、だから、読解力って言うのだと思います。

短期間で簡単に身につくものではありません、一瞬でそこに到達することもないとは言えませんが、そこに到達するためにいっぱい考えて頭を使わないと普通は到達しません。
なので、ギリギリになって何とかしようと思っても、厳しいわけです。

受験のテクニック、ってやつを使えば、多少は点数を取れるようにはなりますけど、所詮対症療法。
50点は取れても、80点は取れない。
あとは暗記でなんとかなる分野に力を注ぐほうが無難です。

読解力の話と矛盾しているようですが、小論文の対策は結構短期間でも何とかなります。
教師側の立場としては、半年間ぐらいは期間が欲しいのですが、一ヶ月、一週間でもやるとやらないとでは全然変わってきます。

そもそも、小論文は点数がつけにくいです。
つまり、所定の文字数が埋まっていれば、減点するところが少ないわけなので、まずは埋めることが大事になります。
誤字脱字も減点ポイントなので、これを防ぐためには暗記・・・と思われがちですが、語彙を豊かにしておくことのほうが大事です。
間違えそうなら言い換えればいいわけですから。

構成は、起承転結、これを忠実なまでに守ればいい。
凝った構成なんて必要がないです。

たいていは課題文を読んで答えるという形式なので、その文章の内容を理解するのはたしかに大事。
でも、すべてを理解する必要はないです。
これが大事、ってキーワードだけを捉えられたらそれで半ばは成功。
あとはそのキーワードを使って自分の文章を組み立てればそれでいい。

そういう考えのもと、やるべき事は、そんなに長くない文章を読んで、それに対する自身の意見を述べる練習をすること、それがこの手の小論文対策になります。
具体的には、新聞の社説欄、コラム欄を読んでやるのが一番簡単。
おそらく書いてある内容が半分もわからないことがあるでしょうけど、それはそれでいいんです。
やっているうちにどんどん読解力がついてきて、ははぁ、これはたぶんこういうことなんだろうな、って物事の輪郭くらいは分かってきますから。
輪郭・形がわかったら、中身なんてわからなくても、それに対する意見は書けます。
ポイントはズレてるかもしれないですけど。

小論文はポイントをドンピシャ当てる、って問題ではないからそれでいいんです。
文章に対する読解力を求めているってこともないとは言えませんが、読解力よりも課題に対する意見を表現する力がある、ということを求めていることが多いんです。
完全に的外れでは困りますけれど、それは練習を繰り返すうちになくなってきます。

短文・単語をもとにそれに対する意見を述べよ。
という問題もありますね。
練習法は、上記のもので十分です。キーワードに対する意見を述べる、という点ではまったく変わりませんから。
ただ、この場合は、より明確に求めているものが絞られます。
こういう問題は、基本的に答えは決まっているんです、つまり正解がある、ただしその正解は複数ですが。

なので、この手のは過去問に頼りましょう。
過去問を5つ集めると傾向が大体わかります。
その分析は自分でするのではなく、先生に任せてしまいましょう、それでお給料もらってるわけですから。
こういう意見を求めているのだ、ってことがわかったら、そればっかり練習しましょう。
できたらその中にオリジナリティを加えることができたら最高です。
結局意見が同じなら、インパクトが強い学生を取りたいから、採用者は。

まあ、そんな感じでしょうか、ワタシの言えることはこれくらい。
受験生の皆さん、父母の方、頑張ってください。

ワタシは何をがんばろうかなぁ・・・σ(^_^;)アセアセ...

せいじんの日

日曜日、街を車で走っていると・・・

振り袖の隊列。

おお(°0°)
青や、赤や、オレンジや、顔は見なかったけど、後ろ姿はお美しい。
まあ、ワタシにとってはうらやましい限り。
だって、着たことないですもん。
そりゃ、そうなんですけどね。だってねぇ・・・
ワタシの成人式の時はよく覚えてないけど、たぶん、トレーナーとジーパンとビーサンだったんじゃないかと思います。
冬でもあったかい沖縄でしたもんね。
貧乏学生だったし、しかも会場が寮のすぐそばでぶらぶら歩いて行ったし、やっと成人なんだ、という感慨もなかったし・・・
だから、ダメダメな格好です。
そういや入学式は上下ジャージだったような(^_^;
サイテーですね。

まあ、まだ♀はその頃顕在化してなかったですから、そんなものですね。
今だと、さすがにそんなに恥ずかしい格好は出来ません。
晴れ着の着物は無理でも、精一杯オシャレしたでしょうね。考え得る限り、一生懸命。

でもまあ、ワタシのことなので、「せいじん」と聞いて、素直に「成人」とは受け取りません。
ワタシ的に、「せいじん」と言えば、コレですね。barutanseijin.jpg

ふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉ・・・

「しんせいじん」なんかだと、コレとか・・・
ヒッポリト星人

一番新しい、ホットな「しんせいじん」だと、コイツウルトラマンベリアル

ウルトラマンも、M78星雲の「星人」ですから、「新星人」と呼んでも差し支えないかと( ̄。 ̄;)
悪の「星人」だしね。

こういう人たちが、1月の第二月曜日には、こぞって会場に現れて大騒ぎをするわけです・・・たぶん。
いや、たぶん、酔って暴れて壇上に・・・とか
和装には刀を差さねばいかん、武士なら刀だ、って刀を差して現れた若(バカ)者・・・とか

地球にもなかなか強者の「しんせいじん」達がまだ健在のようです(^_^;

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オウム返し

人間の真似をする動物、っていますよね。
特に言葉を真似する、オウムとか、九官鳥とか。
最近は、言葉を発するイヌやら猫やら、はたまたベルーガ(シロイルカ、あるいはシロクジラ)まで。

意味がわかっている、と言うことに対してはかなり疑問ですけど、スゴい能力だと思うんですよ。

真似できる、ということは人間の発する音声を正確に捉えているということです。
人間以外の動物は耳の構造も違いますし、その捉えられる周波数帯も違うわけで、ヒトに聞こえない音が聞こえたり、逆に聞こえる音が聞こえなかったり。
声というのはいくつかの音の連なりですから、その連なりをも聞き取れなければ、オウム返しは不可能なんですね。

でも、それだけではオウム返しは出来ません。
聞き取った音は一度大脳で処理されます。
コンピュータにたとえるとわかりやすいですが、音声変換システムっていうのは最近になってようやく実用的になってきました。
簡単に言うと、演算ユニットの能力が上がったからです。
つまり、大脳の能力が足りないと、入ってきた情報を処理できなくて、消えてしまうわけですね。
情報処理をしつつ、それをそのまま返す、っていうのはスゴく大変なんですよ。

だから、そういうことの出来る動物はかなり、大脳の処理能力が高い、ということが出来ます。

でも、そればかりじゃないんですね。

表現する方法がなければ、またそれは不可能なわけです。

声帯を持っているのは今のところ、ヒト科の動物だけです。
類人猿は言葉をある程度理解することが可能ですが、声帯がないので言葉を発することは非常に難しい。

なので、音を自在に操って、生活している動物がオウム返しが出来るわけですね。
鳥類は鳴き声でコミュニケーションを取っているし、イルカやクジラなども同様ですよね。
コウモリも音を使っていますけど、オウム返しをするほどにはアタマがよくないし、音波の発生システムも違う。

オウム返しの出来る動物って、本当に限られているんですね。

身近にもいるんですよ。
こういうの・・・ほら、今日もゴミの集積所に・・・c468d2f2.jpg


この子ら、実にアタマが良くって、イヌの鳴き真似なんかしたりするんですよ
イヌなんかこのあたりじゃ飼ってないのに・・・って思ってたら、この子らだったりするんです(^_^.)

カラスの『ワン! ワン!』はインパクト強いですよ(笑´∀`)

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