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えひめあやめ

DSC02118.jpg
今年もアヤメの季節。

次の春は、ここにはいないかもしれないと思っていたのだが、相変わらずここで写真を撮っている。
保存会の人と雑談し、同じく写真を撮りに来た人とも雑談し、カメラの色再現性みたいな話もする。
カメラをやらない人間にはちんぷんかんぷんな話で、ワタシたちに取ってはとても興味深い話なのだが、多分、一般の人にはさっぱりわからないのだと、思う。

ソニーのカメラは、紫がちゃんと出ますか?

考えてみたらどうでもいい話なのだけれど、特に出ないとも思ったことがないので、あ・・・はい、出てると思います、と答える。
むしろ微妙な緑色が出なかったりするけれど、と、またよくわからない答えを返す。

趣味のことを語っているときは、ワタシは多分、オトコでもオンナでもなく、子供なのだと思う。
性別のことを考える前の、無邪気な子供。
人に言われて気がついたが、やっぱり、子供のところが抜けない、それがワタシなのだろう。

好奇心だけは、人一倍、いや、十倍くらいはあるかもしれない。
なんにでも首を突っ込んで、そうして、失敗したり、喜んだり、悲しんだり。
人と付き合うのも好きで、失敗したり、喜んだり、悲しんだり。

本当、悲しいことや苦しいことも多いけれど、今は大事な人もいる。
大変なことばかりだけれど、概ねしあわせな人生だろうな。

週末は、家でおとなしくしていようと思う。
本を読んで、頭の中を整理したい。
そろそろ新しいお話の構想と、途中になっている話の続きを考えなければならない。
ちょっと、続きはあまりに考えなかったので、最初からまた整理しなければならないかもしれないが。

以前から考えていた、北海道時代の話を脚色して、小説にしてみようかと思っている。
実話に基づいて、だけれど、あくまで小説だから・・・なんだけど、何だかきわどい話になるかもしれない。
それが本当にあったことなのか、作られた話なのか、その辺は曖昧にするので、できたら聞かないで欲しい。ものすごく恥ずかしい話になるかもしれないから、答えにくい。
アダルトに足を突っ込んだ話になるのが必定のような気がしてきた。

その描写が必要?
と聞かれると、必要! と答えるしかない。
たぶん・・・

本当、書くかもしれないし、書かないかもしれない。
ひょっとしたら、描写力が追いつかなくて書けないかもしれない。
でも、絵では描けないこと(具体的になってしまうから)なので、文章で綴るしかない。

自伝、ではないけれど、自伝のようなフィクションのような話にきっとなる。
短いかもしれないし、長いかもしれない。
面白くないかもしれないけれど、一度は書いてみるのでできたらご感想をいただけるとありがたい。DSC02127.jpg


この坂を登ると、地球がまあるく見えるんだよ、と彼女は言った。
灯台があって、展望台があって、海と空との境目が、ゆるぅく、ゆるぅく、曲がっているように見えるんだよ。

あとを追いかけて登って行くと、海が広がった。
崖の下から吹き上げてくる風が心地いい。

展望台に上がって、二人並んで海を見つめる。
なるほど、本当に水平線がゆるく弧を描いている。

肩に手をかけようとしたら、脇腹をこづかれた。
「寒いから、手を入れさせて」
彼女は、ぼくの右手を自分の左手で掴んで、ぼくの右のパーカのポケットに入れた。
「ほら、この方があったかい」

太陽はだいぶ西に傾き、だんだんと天空の青みが消えて、薄いオレンジに変わってきて、それでもぼくらはまだ、手をつないだままだった。
帰ろうか? の一言がなかなか言い出せなくて、そのまま佇んでいると、何人かいた人たちはとっくに帰ったあとで、周りにはもう誰もいなくなっていた。

「帰ろう」そう言ってぼくが、手を離そうとすると、強く手を握られた。
思わず、ぼくもその手を握り返す。
潰さないように、痛くないように。

もう、我慢できなかった。

ぼくは彼女の左手を握ったまま、左手で肩を引き寄せた。
我ながら変な格好だよな、と思いながら、それでもその体制のままで、口唇を重ねた。
きっと彼女にとっては、何回目かのキスなんだろうけど、ぼくはこれが生まれて初めてするキスなんだ。

どうやったらうまくいくだろうか、なんて考えていたことは全部ぶっ飛んで、頭が真っ白になっていた。
貪るような、すべてを吸い尽くすような、そんなイメージだけが頭の中でフワフワと浮かんでいた。

「あ・・・びっくりした・・・」
「え・・・ん? どうして?」
「したことない、って聞いてたのに、舌が入ってきたから・・・」
「あ・・・ごめん・・・まずかった?」
「ううん、そんなことないけど、びっくりしただけ。タッちゃんってそんなことしないってイメージだったから」

そんなことはないよ、ぼくはずっとそうしたかったんだから。

「寒くなってきたから、ほんとに帰ろう、送るから」
そう言ってぼくは、彼女の手を引いて歩き出した。


とりあえず、書いてみました。

多分、まとまらない。
まとまらないから、断片ばかり集めて書いてみようと思います。

断片ばかりで何が分かる? と言われそうですが、でもやっぱり断片しか書けそうにない。
どこがどう違う、というのは言いませんが、あくまでお話です、現実じゃない。
混同しないでもらえたらしあわせます。

では、また、そのうち断片を書きます。

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コメント

カメラの緑もあるけれど やしま : 2012/04/21 (土) 19:22:44 修正

其れを見る、モニターの発色にも左右されませんか?
結構、モニターの発色をメーカー標準のまま見てる人って多いだろうから…。
ガンマ調整豆にしている人って、どのくらいいるんだろう??

こんにちはです。 kaminomoribito : 2012/04/21 (土) 19:19:07 修正

断片でもいいと思う。
あとでまとめたら・・。

断片でもいいと思う。
まんがいんくさんの綴る文字たちのリズムが好きだから。

 I.Z. : 2012/04/21 (土) 09:36:44 修正

断片だからより好く感じるのかもしれませんが、好い。
心が、くすぐられます。
そんな経験したこともないのに、なんだかあの頃の気持ちが蘇ってきました。

また断片でいいから、読ませてくださいね。
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