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ひとり遊び

小さい頃何をして遊んだか?一人遊び


って聞かれると、これがよく憶えていない。

ほとんど友達と遊んだ憶えがない。

思い出すのは、塩田をさまよってたこと、塩を炊くのを見ていたこと、川っ縁をウロウロしていたこと。

虫取りに連れていってもらったこと、市場で買ってきたシャコを大鍋で茹でて食べたこと。

五右衛門風呂のこと、板がなかなか沈まなくて困ったこと。

井戸の中を覗き込んだら魚がいたこと、魚を挙げようと思って何度も桶を落としたこと。

大きなたらいにゲンゴロウを放したこと。ザリガニを日がな一日釣ってきたこと。

いろんなことをしたけど、同じ子供と一緒に遊んだことが思い出せない。

外に出ないときはたぶん、図鑑を隅から隅まで読んでというか、眺めていたと思うんだけど・・・

図鑑ばかり眺めていたから、人よりも早く字を覚えたように思う。

なんで、一人だったかというと、ワタシが小さい頃は母ともあまり一緒にいなかったから。

父は鉄砲玉で、仕事に出たら3ヶ月に一度しか帰ってこないような生活で、たぶん母はその間働きに出ていたのだろう。

だから、ワタシは母の実家にいて、実家の祖父に育てられていたのだと思う。

祖母もいたのだけれど、なんもしない人で、主には家にいた叔父や叔母が面倒を見てくれていたような気がする。

愛称で呼んでいたから、未だに叔父叔母のことも愛称でしか思い出さない。

その小さい頃に、ズボンを濡らすかなんかして、スカートを穿かされたような記憶がある。

定かではないのだけれど。



一度父が帰っていて、一緒にフナを捕りに行ったことを覚えている。

たまたまだけれど、その時すごく大きなフナ・・・今となっては確認しようもないが、たぶん、フナじゃなく鯉だったのだ・・・が捕れて、バケツに入れて持って帰った。

何かすごく誇らしい気分で、井戸水で綺麗になったフナを一日中眺めていた。

その後、そのフナはどうなったのだろう? 全然記憶にない。

たぶん、井戸にでも放されてしまったのかもしれない・・・とずっと思っていた。

夏の夜は母屋で母と一緒に蚊帳の中で寝ていた。

祖母は近くにいなかったから、祖父と祖母ははなれで寝ていたのだろう。

祖父の家での居心地は悪くなかったはずだが、どこかよそよそしい空気の中で暮らしていたような気がする。



小学生になって友達もできたが、表面上仲良くする友達と、ものすごくお気に入りの友達がいた。

お気に入りの友達と言うと変な話なんだけれど、今思うとそういう表現しかない、当時は親友とはこういうものだ、と思っていたのだけれど。

親友とはつかず離れずでもずっと親友だと思うのだけれど、お気に入りの友達とはずっと一緒にいたがった。

べったり、という感じ。

朝一緒に登校して一緒に帰って一緒に遊ぶ、ワタシは自分の家に帰るのがすごく名残惜しい、でも、友達の方はさっさと帰ってしまう、後ろ髪を引かれる思いで、家に帰る・・・毎日がそういう繰り返し。

ただ、そう言うのも何かのきっかけで冷める。

学校が変わって、環境が変わると冷めてくる。だんだん冷静になってくる。

何度もそういうのを繰り返して、高校大学まで繰り返して・・・大人になって恋をして・・・

やっと、あれが友人関係、とは少し違うことに気がつく。



精神と体のバランスが取れていれば、面倒な回り道をしなくてもよかったのに・・・な。

ワタシの中のボクは、今は心の底で眠っている。眠り


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