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日本弾丸トラベラー

DSC00713.jpg
友人に、この市から生まれてこの方一歩も出たことがない、という人がいます。

ワタシにしてみれば、信じられないことです。
旅行ならある、ってことですが、生まれてずっと同じところに住んでいるなんて、不思議に思えます。

でも、それって、案外ふつうのことなのかもしれません。
ワタシの下の弟だって、そういえば、神戸から一歩も出ていないわけだし。
大学の時も実家から通っていましたしね。

中の弟は、短大のときに富山県の方にいましたし、ワタシはサイハテまで行ってました。
外国ではありませんが、海外ですね。
実際、島の中部より北側は基地が多くて、沖縄市(旧コザ市)でちょっと外れたりすると、すれ違う人すれ違う人アメリカ人で・・・

一度、「なんたらキャンプはどっちにある?」といきなり聞かれたこともあります。

ってな、ワタシはアメリカ人じゃないからわかんないやい(^_^;)
と思ったワタシの答えは、ひとつしかありません。

I don't know・・・本当にこれしか浮かびませんでしたよ。
あとから考えたらよく質問の意味がわかったもんだなぁ・・・やっぱり今と違って頭がだいぶ柔らかかったんでしょうね。

今でこそ、プロ野球のキャンプ花ざかりですが、昔はそんなものもなく静かなものでした。
2月は天気があんまりよくなくて、今キャンプやってるのが不思議な気がするんですけど、昔と比べて気候って変わったんでしょうかねぇ?

いやまあ、今日は沖縄の話をするつもりはないので、先に進みます。

卒業すると一旦実家のある神戸に戻りました。

しばらくして生活が安定したら一人暮らし。
何年か、私学や県立高校の講師をやって過ごし、あちこちの県の採用試験を毎年夏には受験行脚っていう生活でした。
え~~と、四国に行ったし、北陸にも行ったし、東海にも行った。
全部落ちましたけど、ま、そもそも受かる気もあんまりなくって。
合格しても行かないかも・・・とは思っていました。
だから、一次で落としてもらって逆に助かったって感じでしたね。

やっぱり、何が何でも地元合格って気持ちが強かったんです。
恋愛関係とかは全然なかったですけど、その他にいろんなしがらみがもう出来ていましたから、そういうのを振り切って出ていくつもりはなかったんですよね。

ただ、兵庫県5回くらい受けましたけど、全部、二次まで行って落ちました。
う~~ん、ひょっとしたら見えない力が働いているのかな? このまま受け続けても、ダメなのかもしれないなぁ・・・
政治的な力が働いている気もするし・・・

諦めました。

でも、ここまで教員で生きてきたら、つぶしが利かないのも事実で、可能性の高いところとして浮かんだのが北海道だったんです。
私学の採用も、結局コネでアトダシの人が入っちゃったしな。虚しいな・・・そんな気持ちもありましたね。

一次試験は東京でした。
この時、修学旅行以来の新幹線で、確か夜行で行って、試験を受けて新幹線で帰るって強行日程だったと記憶しています。授業に穴を開けたくなかったんだったと思います。
二次試験は、北海道で。
ちょうど夏休みに入ったくらいで、兵庫県の試験よりはだいぶ早くて、時間に余裕もありました。
受からない受かる気もない四国よりは、ってことで、この年は四国の試験は受けず、北海道と兵庫県だけで。

最後の手段とは思っていましたけど、結局はそんなに受かる気もなくて、まあ、最悪、登れるだけの山に登れればいいや、という気持ちでした。
服装も山に登るための服装ばかりで、一枚のワイシャツとズボンとネクタイ以外は、装備品ばかり。
大きなザック(確か65Lの、フレーム付き)に、カメラ持って。
靴だって、面接用の革靴なんかではなく、山にのぼるための革の登山靴で、どうせズボンで隠しちゃうのだからわからないだろう、って高をくくって面接に臨んだわけです。

今から考えたら、なんで通ったんだろう? って思います。
山登りに行っただけなんだけどな・・・

羊蹄山、大雪・旭岳からトムラウシ山からオプタテシケ山まで縦走、道東に移動して、阿寒富士・雌阿寒岳、と、たしかそれだけ登ったはずです。
旅程の半分くらいは、山上にいたはず。
試験の前にはすでに羊蹄山を登っていましたから、靴もだいぶ汚れていたはずで、よくそんなので試験なんか受けに行くなぁ・・・って感じです。

もう、帰るときは試験の結果なんてどうでもいいやぁ・・・って実際思っていました。

結局、次の年の3月に雪の残る赤レンガ庁舎に行き、4月にはザックと寝袋だけで東室蘭の駅に降り立っていました。
引越しが間に合わなくて、ホント身一つで・・・

思えば、それから遠くに行くときはいつも身一つですね。
ここにもいつまでいるかわかりませんけど、きっとやっぱり身一つでしょう。
ザックが、車に代わって、昔よりは大きなしがらみを背負って移動するのでしょう。

いつまで弾丸トラベルが続くのか、それともどこかで落ち着くのか・・・神のみぞ知る、でしょうか?DSC00693.jpg

北海道の教員生活は、弾丸トラベルと言うより、ミサイル人事で。

それこそ短距離弾道ミサイル並の移動距離だったりします。

最初の赴任地は室蘭。そこから、稚内まで転勤です。

稚内から札幌まで約400km。そこから室蘭までは120km。
実際、高速を使えばという話で、札幌までは最短距離には高速道路はなく、ずっと下道を走ってくるわけで、となれば札幌からも高速道路は使いません。
と言うよりも、直接稚内~室蘭ならば、留萌まで海岸線を走って、それから内陸に切れ込んで日高方面に抜け、そこから室蘭に向かうというルートを取ります。
距離的には大きな違いはないのですが、なにせ田舎を縫って走るルートになるので道が空いていますし、信号も少ないです。
冬季なら避けるルートではありますが。

稚内から、今度は釧路に転勤。
まあ、そこで辞めちゃうのでそれ以上の転勤はなかったんですが、今度は網走経由で実に700km近くあります。
ここまで長距離の転勤の人はそんなにはいないでしょうけど、本州なら何県にもまたがるような移動距離で、行ってしまったら戻ってこれないぞ、みたいな感じがあります。

菅原道真公が、太宰府に流されるとき、この地防府で、出来ればこの地を安住の地にしたい、と仰られたそうですが、もし九州に渡ってしまえばもう戻ってこれないんじゃないか? と思われたからと言われているそうです。
もう戻ってこれない、って意味ではなんとなくわかる気がします。



道真公がそう思われたのは、まだ防府だと京と陸続きだから、だからだろうと言われていますが、もう少しうがった見方をすると・・・

周防国は土師氏が国司を務めていて、もともと菅原氏は土師氏の一族であったので、土師氏は道真公を庇護する立場にありました。
藤原氏は、道真公を謀略によって左遷したばかりではなく、出来れば亡き者にしたいと思っていたことでしょう。
道真公は優秀な政治家でもありましたから、その動きに気が回らないはずはなく、庇護下から離れれば命を狙われる可能性が高くなるだろう、と思っていたかもしれません。
実際、九州に渡った途端、任地に落ち着くひまもなく亡くなってしまうわけですから、その死因には疑わしいことがあったと想像できます。

まあ、これをお話にするには、綿密な文献などへの取材と筆力が必要になります。
でも、面白い題材かもしれません。
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コメント

おたぬきさま まんがいんく : 2012/02/20 (月) 00:02:30 修正

本来ならなんにも持たないのが一番面白いですね。

お金すらも持ってない、って理想の旅だったりします。

 管理栄養おたぬき : 2012/02/18 (土) 11:39:07 修正

北海道・・・岩手の中学校では修学旅行が北海道でした(^^)
同じ雪でも北海道ってだけでありがたい気がしちゃいます。
で、旅行は身軽なのが一番!ですよね。

かえるママさま まんがいんく : 2012/02/18 (土) 01:18:11 修正

> ところで、今気付いたんですが、日本ブログ村ランキングポチの.....
> ずっと「MtoF.MtoX」って、「MtFuji,MtX」だとばかり....
> まんがいんくさん山登り好きだから山登りランキングだと思ってました。


あはは、そっちじゃなくて、性別関係の方ですよ。
一応、だいたい10位以内をキープしてます。

と言っても、あんまり当事者らしくないんですけどね、ワタシは。

 かえるママ21 : 2012/02/17 (金) 23:03:43 修正

確かに、距離感覚はちょっと本州の方と違うかもですよね。

ところで、今気付いたんですが、日本ブログ村ランキングポチの.....
ずっと「MtoF.MtoX」って、「MtFuji,MtX」だとばかり....
まんがいんくさん山登り好きだから山登りランキングだと思ってました。
「マウント富士、マウントX」の「X」ってどこの山だろうって思ってました。
かえるまま、やっぱりアホですね。


Re: あぁ……。 まんがいんく : 2012/02/17 (金) 22:22:31 修正

無謀ですね。
自家用ジェットでもあれば別ですけど・・・って、ヘリじゃなきゃ無理か・・・(^^ゞ

ま、知床はともかく、ほかのは全部札幌だけで用事が済むっちゃ済みますよね。
お寿司も、動物園も、ラーメンも。

なるほど・・・横断ですね。

と言っても、ワタシの場合は、二回縦断ですけどね。
南から北まで、北から南まで。

あぁ……。 樟葉 : 2012/02/17 (金) 20:44:22 修正

 そうそう。
 北海道在住の私たちにとっては、車で1時間と言えば60キロ以上先(場合によっては100キロ先くらいかしら? 笑)っていう感じですけれど、都心の人たちは渋滞とかあって、そんな感じですものね。

 観光客の話を聞いていると、

 札幌でラーメン食べて、小樽でお寿司を食べて、旭山動物園を見て、知床に行く……

 みたいな無謀な話をしているようです。
 うちの父は教員ではありませんが、転勤族で、私は父の引っ越しについて、旭川→羽幌→遠軽→釧路→札幌なんてこともありましたね。
 羽幌と遠軽……北海道横断っ! って感じですからねぇ……。

 短距離弾道ミサイル……言い得て妙ですねっ!

kyoroさま まんがいんく : 2012/02/17 (金) 17:44:21 修正

寒いのは平気だからいいんですけど、雪は慣れないとほんとうに大変です。

ちょっと懲りましたね~(´;ω;`)

kaminomoribitoさま まんがいんく : 2012/02/17 (金) 17:42:39 修正

お気に入りでしたか?

これ、芳松庵の庭に引かれた小川で撮影したものです。
きれいな水の中の泡が綺麗だと思って撮ったんです。

偶然の発見が写真は楽しいですね。

かえるママさま まんがいんく : 2012/02/17 (金) 17:39:47 修正

住めば都、と言いますからね。

別に北海道が嫌ではなかったんですけど、最後に住んだ旭川・名寄はちょっと苦手でした。

どうにも、山と海がないとワタシの場合は長続きしないようです。

生まれがやっぱりモノを言うみたいですね。

こんにちは kyoro : 2012/02/17 (金) 14:23:40 修正

ワタシも静岡から出たことが無いですね~
北海道のように寒い北国での生活、とても想像できません

こんにちはです。 kaminomoribito : 2012/02/17 (金) 13:55:40 修正

あぁ!
この水の写真好き(^^♪

ボクの脳内イメージに近いんだよなぁ・・(-^〇^-)w

 かえるママ21 : 2012/02/17 (金) 07:20:06 修正

かえるままは、東京に半年ほど会社の研修で住んだだけで、あとはずーっと北海道です。
なんかね、この土地をとっても愛してるんだなーって思うんです。
寒くてただひたすら寒いこの土地だけど、ずっと経済的には不景気で、越冬にお金もかかるし、悪い所も沢山あると思うけど、でもね、なんだか寒いけど暖かい、厳しくて優しい自然に抱かれて生きてる感じが好きなんです。

まるさま まんがいんく : 2012/02/17 (金) 00:09:06 修正

当然公務員なので、転勤旅費ってやつが出るんですが・・・さすがに遠いので半端ない額です。
ひと月の給料分くらい出ますから、引越便の選択によっては利ざやが出るんですね。

でも、実際引越しは大変だったので、嫌でしたけどね。

10年の北海道教員生活の中で、引越し自体は6回しました。
住宅の立て直しで、3回しましたから・・・その都度、本を移動させるのがそりゃもう大変でした。

 御菓月まる : 2012/02/17 (金) 00:02:34 修正

流石、北海道ッ!!
転勤の距離が大企業並み!( ̄ロ ̄;)

ヨーロッパだったら、国をまたぐ程の距離ですね~。
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